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「お薬手帳」の電子化!

 調剤薬局などで薬を受け取る際に「お薬手帳」を渡すと、処方箋を出した病院名と医師名、そして処方された薬の名称や量、日付を明記したシールを貼ってくれたりしますが、実は、これには「薬剤服用歴管理指導料」という費用がかかっています。一律410円(自己負担が3割の場合は130円)だったのですが、2014年(平成26年)4月に診療報酬改定が行われ、「お薬手帳」への記載が不要な場合は340円に引き下げが行われ、自己負担が3割の人は110円の支払いとなることから、130円-110円となり、結局医療費が20円安く済むことになります。20円分家計が助かるというのも考え方のひとつですが、「お薬手帳」には、アレルギー歴、主な既往歴、副作用歴なども自分で書き込むことができますので、持病のある人などにとって、役に立つ手帳といえるでしょう。東日本大震災のときには「お薬手帳」に服用履歴があったため、これまで通りの治療や薬の処方を受けることができたというケースも多かったそうです。
 ただし、「お薬手帳」を複数持っていて一括管理されていなかったり、紛失してしまったりということもあるでしょうし、実際、被災した時に忘れず持ち出せるのかどうか、などという問題もあります。
 そこで、「お薬手帳」の電子化ということが考えられ、大阪府や川崎市の薬剤師会では、試験的に始められています。また、政府も「マイナンバー制度」を医療分野に活用する方針で、今後「お薬手帳」の電子化が全国規模に広がることも期待されます。「マイナンバー制度」は2016年(平成28年)1月から導入予定ですので、今後の動向に注目していきたいものです。


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