日本株の株主になろうと思うと通常100株単位での取引が必要なのに対して、米国株式は1株単位で有名企業の株主になれるため、日本と米国では「生活者とマーケットの距離感が異なる」とよく言われてきました。しかし、最近は日本においても少額で有名企業の株主になれる事例が発生しています。その一例がNTT株の分割です。
NTTは2023年の7月1日付で株式を「25分割」しました。この異例とも言える細かい分割により、現在のNTT株価は1株170円前後。2万円あれば株主になるために必要な100株を購入できるようになりました。今後もこのような企業が増えれば、日本も生活者とマーケットの距離がいっきに縮まるかもしれません。
株式分割は少額で株式投資ができるという点に加えて、売買に必要な1単元の単価が低くなることで「数回に分けて買う」「数回に分けて売る」というタイミングの分散も可能になります。2024年からは新しいNISA制度がスタートしますので、非課税口座を無期限で活用することも可能です。今後の動向についてもウォッチしていきましょう。