内閣府によると、家計における金融資産の残高は昨年末に1,800兆円を超えています。その保有割合をみると、現預金は全体の約5割、株式等のリスク性資産においては約2割弱で推移しており、これまでと大きな変化はみられないようです。政府の掲げる「貯蓄から投資へ」の流れはなかなか進まないようですが、内閣府では、リスク性資産の保有動向等についても分析を行っています。
リスク性資産を取引項目別でみると、株価上昇を受けて利益確定目的の売却により株式は資金流出が続いています。その資金が投資信託に流入、なかでも株式投資信託の純資産総額が増加しているようです。
その株式投資信託を商品分類別に純資産総額でみてみると、一時期ブームにもなった毎月分配型投資信託は2015年以降減少しており、インデックス型投資信託やETFが増えているようです。他の商品より取引コストが相対的に低く、日経平均株価等の指数に連動する商品性の分かりやすさから、シフトしてきていると分析されています。実は、来年1月からスタートする「つみたてNISA」の対象商品は、このタイプが中心です。しかも最長20年の長期運用が可能となり、非課税投資枠は最大で800万円までと大きく広がっています。
このところ株式市場が好調で、資産運用のご相談も多くなってきています。もし、これから運用をお考えであれば、少額から始められる「つみたてNISA」を活用されるのも一考です。