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住宅ローンの繰り上げ返済って今すべき?

 長期金利の上昇を受け、大手銀行3行が2月の住宅ローン金利(固定型の10年金利)を1月に比べて引き上げました。このような動きの中、FP相談においても「変動金利の住宅ローンを繰り上げ返済した方がよいか」というご相談が増えてきています。

 確かに金利の上昇局面においては、将来の利息負担を減らすため、金利の低いうちに繰り上げ返済で元本を減らしておくことは有効な手段といえます。ただし、現在の住宅ローン金利の状況を見てみると、長期金利に連動する固定金利に関しては上昇傾向がみられるものの、短期金利に連動する変動金利については、短期金利がマイナス金利下にある中、今も低金利が続いています。

 今後も変動金利の低金利が続くようであれば、「急いで繰り上げ返済するのではなく、その分の資金を運用する」というのも一つの選択肢になるでしょう。例えば住宅ローンを0.5%で借りている場合、繰り上げ返済せずに、その分の資金を仮に利回り3%で運用することができれば、繰り上げ返済による利息軽減効果よりも資金の運用益の方が大きく、家計にとってはメリットがあるケースもあります。

 家計管理はトータルで考えることが大切です。住宅ローンに関しても、金利の仕組みを知り、その動きをしっかりと把握したうえで、家計にとって最適な方法を考えていきましょう。

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