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望まれる「脱・痛勤」!

 都心での満員電車による通勤は、「痛勤」ともいわれ、多くの人がストレスを感じているのではないでしょうか。国土交通省の調べによると、平成27年度の東京圏における主要31区間の平均混雑率は164%で、「肩や体が触れ合うけれど新聞は読める混雑具合」となっています。
 体の触れ合いに相当圧迫感がある200%を超えていた昭和50年代に比べれば、いくぶん改善されているといえますが、「『痛勤』はもう我慢できない!座って通勤したい!」という声に応えて、鉄道各社では通勤時間帯に座席指定列車を導入しつつあります。たとえば、東武東上線の「TJライナー」では、川越から池袋までの運賃470円に加え、着席料金410円が必要となります。運賃については会社から定期券代が出るとしても、それとほぼ同額の着席料金は自己負担になります。しかし、利用者は増加傾向にあり、鉄道会社は指定電車の運行を増やしています。
 また、東京都の小池百合子知事は「満員電車ゼロ」を公約に掲げ、「2階建て電車」の導入を考えており、乗降時間を短縮するため、ホームも2階建てにする構想のようです。
 1日4千万人という東京圏の鉄道利用者の平均客単価を40円上げるだけで、年間6千億円の増収となり、財源確保が可能との試算もあるようです。いずれにしても、家計に大きな負担のない形での「脱・痛勤」の早期実現が望まれます。





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