今年3月以降、通信各社の携帯電話料金の大幅な値下げが行われました。事前からTVCMなどで広報されていたこともあり、既に見直しを行い、通信費について、これまでとの差を実感されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。実際、総務省が発表した直近の消費者物価指数(東京都区部)では、総合指数(生鮮食品を除く)が前年同月比でマイナス0.2%となっており、この主な要因として携帯電話通信料が27.9%下がったことが挙げられます。
まだ携帯電話料金を見直していない、という方は、具体的なプランを選ぶ前にまずはご自身が支払っている携帯電話料金に無駄がないかのチェックから始めることをお勧めします。ご自身の料金プランやデータの使用量、通話料などを、利用している携帯電話会社の「マイページ」などで確認してみましょう。支払っている総額だけでなく、その内訳をしっかり把握することで、自分の携帯電話の利用実態が見えてきます。使い方によって必要なデータ量が違ってきますが、総務省の調べによると、同じ1GBというデータ量で比較した場合、メールの送信は約2,000通、ニュースサイトの閲覧は約3,300ページ、動画の視聴(標準画質)は2~3時間となっています。こうした目安を参考にご自身の使い方を見直してみるのも1つの方法です。
見直した結果として、他の携帯電話会社のサービスに乗り換えたいという場合にMNP(モバイル〈mobile〉ナンバー〈number〉ポータビリティ〈portability〉)の仕組みを利用することで、電話番号の変更なしに携帯電話会社を変更することができるのはご存じのことと思います。この場合の転出に関する手数料は、今年3月までは3,000円(税別)かかっていましたが、4月1日以降は、WebでMNP予約番号発行の申込みをした場合は0円(店頭・電話での申込みをした場合でも、1,000円(税別)以下)に変更になりました。こうしたハードルが低くなったことも見直しが進んだ一因となっているようです。
通信費の見直しは、家計の動きに直結している部分でもありますので、さっそくご家族で携帯電話の使い方、料金、プランなどを検討されてみてはいかがでしょう。