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IT関連を中心に増える「リスキリング」

 最近よく耳にする「リスキリング」とは、働き方の変化によって、今後新たに発生する業務に必要なスキルや知識の習得を目的に勉強してもらう取り組みのことで、もとは経済産業省が提唱した言葉です。

 似たような言葉に「リカレント」があります。リスキリングは「企業が新しいスキルを従業員に身につけてもらう」ことに主軸が置かれていますが、リカレントは「大学に入り直すなど、どちらかというと自らの意思で別のスキルを身につける」ことに主軸が置かれています。一般的に使われるなかで双方の意味は若干異なりますが、「新たなスキルを身につけていく過程」という意味では共通していると言えます。

 「リスキリング」について、日本経済新聞社がアンケート調査を実施したところ、47%(大会社は55%)の人がリスキリングに取り組み、年代別に見ると、20~30代は57%、40代は50%、50代は43%と、若い層ほど前向きな様子が見て取れます。

 学び直している分野については、「英語など語学」が38%で最多でしたが、およそ4人に1人が「プログラミングやAI(人工知能)」など、デジタル関連をテーマにしています。またリスキリング後の変化については、「スキルアップした」や「仕事のモチベーションがアップした」、「仕事の幅が広がった」などの回答が多くあったものの、それが年収アップや昇進・昇格などにつながっているのは数パーセントにとどまっているようです。

 昨今、政府や経団連はじめ、国内外を問わずリスキリングを推進する宣言がなされていますので、今後の動向に注目するとともに、ご自身に必要な「リスキリング」についても一度考えてみられてはいかがでしょうか。

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