子どもたちも新学期を迎え、コロナ禍ではありますが、ご家族で新たなステージに前向きな気持ちで取り組まれていることと思います。
今週、「私立大学に通う新入生の家計負担調査」について、東京私大教連が調査結果の公表を行いました。この調査は、保護者の側から見た、首都圏の私立大学に通う新入生の家計負担の状況についてのアンケートで、1985年から行われています。
今回公表された、2020年度に私立大学に入学した学生に関するデータによると、自宅通学者の「受験から入学までの費用」は159.8万円となっており、過去最高を記録しました。この費用には、受験費用のほか、初年度納付金として、入学料、授業料、施設設備費が含まれています。
一方で自宅外通学者では、220.1万円となっており、受験費用が前年度比で1万8,700円減少している反面、敷金・礼金・家賃といった入学時の住居費が1万6,300円増加しており、入学時の住居費の増加が読み取れます。自宅外通学者の場合はこれに仕送り額も加わるため、入学の年にかかる費用の総額は295.5万円、調査世帯の平均年収937.7万円の実に3割以上を占めています。
同じくこのデータからは、毎月の仕送り額の平均が8万2,400円で過去最低となり、家賃を除いた1日あたりの生活費がわずか607円であることがニュースにもなりました。大学進学時はまとまった費用が掛かることは広く知られており、ライフプランにおいて必要なタイミングがわかっているライフイベントであるとはいえ、実際にこのようなデータを目の当たりにすると、「我が家は大丈夫?」と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アサヒグループ共済会ニコットのホームページでは、「教育費シミュレーション」で希望する進路によってどれくらいの資金が必要か試算することができます。目安となる金額を知ることは、資金計画を立てる第一歩です。また、家計全体の見直しなど具体的なプランニングについてはFP個別相談をご利用ください。
【参考】
東京私大教連「私立大学新入生の家計負担調査 2020年度」
http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2021/04/940df65970992b27b22d6f7f4179822d-1.pdf