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意外(?)エアコン洗浄で火災発生

 エアコン室内機の内部洗浄が原因での火災事故が全国で多発しているようです。エアコンの熱交換器が汚れてしまうと、運転効率が低下したり、カビ臭いにおいがしたりするため、ご自身で内部洗浄を行うこともあるでしょう。この時に使用した市販の洗浄剤が火災の原因となってしまうことがあります。

 コンセントとプラグの隙間にほこりが溜まり、それが湿気を帯びることで、漏電し発火する現象はご存知かと思います。これをトラッキング現象といいますが、これがエアコン内のリード線接続部で起きるようです。

 なお、洗浄の専門業者が内部洗浄をした場合でも、火災が起きてしまう例は珍しくないようです。たとえば、独立行政法人製品評価技術基盤機構の「製品安全情報マガジン(2016.6.28発行)」で、「エアコンの洗浄事業者が、ファンモーターの養生に液体が染み込みやすいハンドタオルを使用したため、エアコン洗浄液がファンモーターコネクター部に付着して、トラッキング現象が発生したものと考えられる」との事例報告がされています。

 ところで、自分でエアコンの内部洗浄したことが原因で火災が起きてしまった場合、火災保険の対象となるのでしょうか。故意に引き起こした事故や老朽化や劣化などの自然消耗は対象外とされていますが、これには該当しないため、火災保険の対象になると思われます。ただし、火災が起きた状況や保険会社の判断によることは付け加えておきます。

 いずれにしても、高い専門知識を有する事業者に内部洗浄を依頼することで、リスク回避を考えることは大切といえそうです。

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