財務省が発行する月刊広報誌「ファイナンス」12月号に、10月に行われた子育て支援イベントの様子が紹介されています。財務省とNPO法人が連携して7年前から行っているイベントで、今回のタイトルは「“お金のいま”を知って、父親力・母親力をさらにUP!~子育てを支える社会保障制度と財政の話~」。
財務省職員による講演では、公共サービスにまつわるお金の話からスタート。救急車が1回出動するのにいくらかかるかご存じですか?実は、約4万円もかかっているそうです。また、生活に必要な道路整備や台風の被害を防ぐ堤防など交通インフラの整備にかかる費用は、国全体で17.5兆円の支出ですが、国民1人あたりに換算すると年間約14万円。犯罪から守るための警察にかかる費用は1人あたり約2.6万円など、イメージしやすい金額に置き換えられると、自分事として考えられそうです。救急車をタクシー代わりに使う人が後を絶たないということが、どれだけ大きな問題なのかわかります。
また、日本の財政にとって、歳出と歳入のバランスをとることが大切であるにもかかわらず、大きな問題を抱えているといったことが、わかりやすく話されています。イベントの参加者が子育て世代ということもあって、その支援策がいかに重要かも述べられています。
財務省では、今後もこうした取組みを「ロールモデルカフェ」として全国各地で行っていくとのこと。財政について理解を深めるために、一度参加されてみてはいかがでしょうか。