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ガソリン価格高騰が家計を直撃!なぜこんなに上がっているのか知りたい

 経済産業省資源エネルギー庁が公表しているデータによると、2022年3月7日時点のガソリン等の店頭現金小売価格調査の結果は、レギュラーガソリンで1リットル当たり174.6円となっており、前の週の172.8円と比べて1.8円値上がりしています。 9週連続で値上がりしていることになり、家計を直撃する大きな問題となっています。そもそも、ガソリン価格がなぜこんなにも大きく変動しているのでしょうか。その要因としては、産油国の生産動向や国際紛争、景気動向などが挙げられます。

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだことで世界的に経済活動が再開したことにより、原油の需要が膨らんでいる一方で、感染状況の先行きが見通せないことから供給が抑えられているため、原油価格が高騰しています。そこに円安や、ロシアのウクライナ侵攻といった要因が加わったことでこのような状況になっているのです。政府が「コロナ下における燃料油価格激変緩和対策事業(通称「ガソリン価格抑制補助金」)」をガソリン元売事業者に支給し続けることで、本来の価格よりは抑えられているということですが、それでも高騰が止まらないことから、これまで1リットル当たり5円だった補助金を25円に増額するなどして、ガソリン価格を当面172円に維持するという方向性も打ち出しています。

 ガソリンの高騰は物流にも大きな打撃を与えますし、現在の高騰はガソリンだけにとどまらないため、同様に原油製品である軽油・灯油・重油についても、補助金が支給されています。例えば重油は、ビニールハウスで栽培されている温室野菜を育てるためのボイラーの燃料として使われていますし、原油はペットボトルや食品トレー、あるいはメガネのレンズに使われるアクリル樹脂など、私たちの日常生活において多くの製品に使われています。まだしばらくはこの高騰が収まる見通しが立たないため、今後も引き続き動向には注視していく必要がありそうです。

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