今月7月8日に、消費者物価指数の2015年基準改定の概要が公表されました。消費者物価指数は1955年以降、5年ごとに基準改定が行われていますので、前回2010年基準からの更新ということになります。
消費者物価指数とは、全国の世帯で購入されるモノやサービスの価格(=物価)の変動について測定するものですが、世帯の消費行動は常に変化することから、改定の際には指数対象品目の追加や廃止が行われます。
今回の2015年基準においては、33品目が追加され、32品目が廃止されました。追加品目には、「コンビニエンスストアにおけるセルフ式のコーヒー飲料」がありますが、「コンビニでドリップコーヒーを買う」という新たな消費行動が根付いたということであり、ライフスタイルの変化が垣間見られます。また、そのほかに目を引く品目としては、「お子様ランチ」が廃止され、「補聴器」が追加されています。これは、子どもへの出費が減り、高齢者の支出が増えた、と読み取ることができ、まさに『少子高齢化』の表れといえるでしょう。
さらに品目名称も、より適切なものに対応させるため変更が行われ、たとえば2010年基準の「音楽ダウンロード料」は、2015年基準では「ウェブコンテンツ利用料」に変更されています。
新たな2015年基準による消費者物価指数は、来月8月12日に公表されますが、対象品目一覧などは、以下の総務省のホームページに載っていますので、一度確認しておきたいところですね。
http://www.stat.go.jp/data/cpi/2015/kaisetsu/index.htm