投資信託を保有すると、「信託報酬」というコストがかかります。信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費のことで、投資信託を保有している間、信託財産の中から自動的に差し引かれます。昨今、この「信託報酬」の引き下げ競争が激化しています。
例えば、野村アセットマネジメントは、7月から「はじめてのNISA」シリーズの取り扱いを始めました。日本株と海外株の全5ファンドをそろえ、すべてつみたてNISAの対象商品としています。世界株に投資する「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」の信託報酬は0.05775%で、三菱UFJ国際投信が運用し、業界最低水準の手数料を維持してきた「eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)」の半額程度としました。この商品は、来年から始まる新NISAのつみたて投資枠でも投資できるようにする予定です。
先月、各運用会社は、来年から始まる新NISAで購入できるファンド(投資信託)を発表しました。NISA口座は1人1金融機関でしか開設ができないため、各金融機関がどのようなファンドを取り扱うかは、口座開設する金融機関を検討する際の重要なポイントと言えます。今後も、NISAに関する商品やサービスの内容には注目していきましょう。