「国内金利もいよいよ上昇か?」との見方が広がる中、FP相談においても住宅購入時の金利選択について「固定金利を選択すべきか、変動金利を選択すべきか」というご相談が増えています。
金利上昇が予測される局面では、現在の金利条件を継続できる「固定金利」を選択するというのが一般的なセオリーではありますが、短期金利がマイナス金利下にある現在は、短期金利の影響を受ける変動金利は低金利のまま推移しており、固定金利との差が1%以上も開いています。(2024年1月時点のフラット35【21年~35年】の固定金利は1.87%であるのに対し、メガバンクの全期間変動金利型の優遇金利は、0.3~0.5%の水準で推移)。
また、最近では、特定の条件を満たす顧客に限って、より低い金利を提供する金融機関も増えつつあります。例えばauじぶん銀行は、他のサービスとセットで住宅ローンを利用する人には、住宅ローン金利を一段と下げる優遇を始めており、最優遇の場合には年0.1%台になります。SBI新生銀行も借入額が1億円以上と限られた対象ではありますが、住宅ローン金利が年0.1%台になるキャンペーンを始めています。このような「対象を絞って」の金利優遇が今年は一層加速するかもしれません。
プランが多様化すると住宅ローンの選択は難しいように感じますが、見方を少し変えると、自身に該当するプランを見つけることができれば優遇が大きくなる時代が到来しているということです。アンテナを高く張って有利なプランを見つけましょう。