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郵便はがきの値上げと物価の関係

 今年6月1日に、郵便はがき料金が52円から62円に上がりました。消費税導入や増税時を除いて、本格的な郵便料金の値上げは、実に23年ぶりのことです。そろそろ暑中見舞いの季節となりますが、くじ付き郵便はがき「かもめ~る」も同様に値上げされています。ちなみに、年賀はがきは52円のまま据え置かれるとのことです。
 今回大幅な値上げとなりましたが、過去の郵便料金を振り返ってみると、50代以上であれば、「子どもの頃、はがきは7円だった」などという料金を覚えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。そのころからすると約9倍にもなっていますが、物価の上昇率で考えてみると、5%程度で上がり続けたことになります。
 日銀が目標とする物価上昇は2%ですので、それをはるかに超える上昇率ですが、物価が上がると、相対的にお金の「価値」は下がります。仮に5%で上昇した場合、30年間でお金の価値は5分の1となってしまいます。さすがに物価が全体的に年平均5%で30年間上昇し続ける、という状況は考えにくいですが、2%で上昇したとしても、お手元の資産の価値は約半分に目減りしてしまいます。
 30年後というと、年金生活に入っている方もいらっしゃるでしょうが、そのときに手持ちの金融資産が目減りしていると、シニアライフに大きな影響を及ぼします。さらに、物価が上昇しても年金額は同じように上がらないシステムが導入されていますし、少子高齢社会においては、今後年金制度はますます厳しくなっていくことが予想されます。
 そうなると、せめて物価上昇をカバーするための資産運用は必須と考えられます。来年から始まる積立NISAを活用するなどして、非課税での積立運用を始めることも検討してみましょう。





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