大学進学において人気の選択肢となっている「推薦入学」は、一般入試より早期に合格が決まる一方で、初年度の学費納入のタイミングも早くなるのが一般的です。例えば、総合型選抜や学校推薦型選抜では、高3の秋ごろというケースが多いようです。一般入試より納入のタイミングが前倒しになるため、より計画的な準備が必要になります。
大学の学費の準備方法として多くの方が利用している制度に、「奨学金」があります。日本学生支援機構の奨学金は「貸与型」と「給付型」があり、高校在学中の申込(予約採用)が可能です。予約採用であれば、進学後すぐに奨学金が支給されるため、学費や生活費の補填に役立ちます。ただし、初回支給は4月以降であるため、一般入試の場合であっても、入学金の支払いには間に合わない点に注意が必要です。ちなみに、入学金の平均額は国公立大学(昼間部)の場合で約20~30万円、私立大学(昼間部)の場合だと約100万円となっています。
大学進学時は一時的に家計負担が大きくなります。将来の家計収支への影響も見通したうえで、無理のない範囲で進学資金を整えることが肝要です。必要に応じて、教育ローンや市区町村の支援制度などの選択肢も検討し、それぞれのご家族に合った方法を選択するようにしましょう。