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「自転車損害賠償保険」でリスクに備える

 街中でよく見かける、スマホを見ながら、イヤホンで音楽を聞きながら、といった自転車の“ながら運転”は、実は大変危険な走行で、歩行者とぶつかり転倒させ、不幸にして死亡に至らせる場合があります。事故当時小学5年生だった少年の引き起こした衝突事故では、被害者の意識が戻らず寝たきりとなり、平成25年に出された判決では、1億円近い損害賠償が命じられました。平成27年6月に改正道路交通法が施行され、危険運転に対する取り締まりが強化されましたが、死傷事故は後を絶ちません。

 こうした状況を重く見た兵庫県や大阪府では、いち早く「自転車損害賠償保険」への加入を義務付け、関東では埼玉県で今年4月から義務化されています。これは、傷害保険などに個人賠償責任補償特約を付帯するものですが、保険金額1億円で特約保険料が月額100円程度の保険もあり、加入義務の有無にかかわらず、万一に備えて入っておくのも一考です。

 また、自動車保険に個人賠償責任補償特約を付ければ、家族の自転車事故も補償の対象となりますし、示談交渉サービスが付いていることも多いので、いざというときのサポートが得られそうです。

 火災保険やクレジットカードにも、個人賠償責任補償特約を付けることが可能ですので、これからの加入の選択肢の1つとなるでしょう。逆に、契約時に付帯していたのに時間が経って忘れていることもあり得ます。特約保険料はそれほど負担が大きなものでもありませんが、無駄に支払う必要もありません。一度、重複していないか確認してみることをお勧めします。

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