日本は世界一の保険大国であり、“日本人は保険好き”ともいわれていましたが、昨今では“保険離れ”という声も聞かれるようになりました。
そこで、(公益財団法人)生命保険文化センターが3年ごとに発表している「生活保障に関する調査」の平成16年度から平成28年度のデータをもとに、最近の生命保険の傾向を探っていきたいと思います。
まず、死亡保険金額についてみると、男性の既婚者で子どもがいる片働き世帯こそ3,000万円前後の比較的大きな保障額で推移しているものの、全体平均では男女とも、平成19年度にピークを付けてから減り続けており、特に男性は500万円も減少、直近の平成28年度は約2,000万円の保障額となっています。
一方、入院した場合の給付金額については、特段属性別の違いはみられず、平均で男性は日額1万円程度という金額で推移していますが、女性に至っては日額約7,800円(平成16年度)から約9,400円(平成28年度)へと増加傾向にあります。死亡保障から医療保障へとシフトしてきており、限られた保険料のなかで、保障の優先順位を付けながら、家計を工夫している様子が見て取れます。
いつどれくらいの死亡保障や医療保障が必要なのか判断するには、将来を見通す目が不可欠で、専門家であるファイナンシャルプランナーなどに相談してみることも、ひとつの方法です。最近の傾向も情報収集しながら、ご自身に合った保障を一緒に考えてみませんか。