5月24日に確定拠出年金法の改正法が成立し、確定拠出年金の加入者の範囲が拡大することとなりました(2017年1月からの適用)。
確定拠出年金は、公的年金の上乗せという位置づけとなる私的年金のひとつで、あらかじめ掛金(拠出金)の金額が決められており、運用は自分で行うという年金制度です。この制度には「企業型」と「個人型」があり、「企業型」は企業が社員のために掛金を拠出し、「個人型」は自分で掛金を拠出する、という点が異なりますが、将来受け取る年金額は自分の運用次第で決まるところは同じです。
この改正で大きく変わった点は、これまで確定拠出年金の対象となっていなかった公務員と国民年金第3号被保険者(専業主婦等)が「個人型」に加入できるようになったところであり、これにより、すべての現役世代が、いずれかの確定拠出年金に加入できるようになったわけです。
これを機会に、ご家族で老後資金作りのひとつとして、確定拠出年金の活用を話し合ってみるのもよさそうです。確定拠出年金は、運用益が非課税であるだけでなく、個人が拠出する掛金が全額所得控除の対象となるなど税金面でのメリットがあります。こうした点をおおいに活用し、賢く運用することで、豊かな老後生活につなげることができそうですね。