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「サブスクリプション」が輸送サービスとつながると?

サブスクリプションとは、定額料金でモノやサービスが一定期間利用できる方式のこと。私たちの暮らしの中にも徐々に広がりを見せています。そんな中、経済産業省が行う「平成30年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業」において、「新たな社会課題解決サービス」の報告書により、以下のような調査結果が、今月(6月)公表されました。

自治体が直面している高齢化や過疎化の進展に伴って生じる社会課題は数多くありますが、なかでも「医療・介護負担の増大」、「農林水産業の担い手不足」、そして、「公共交通機関の縮小による住民の利便性低下」といった問題が顕在化しています。そこで、こうした社会課題をビジネスチャンスととらえ、各自治体と民間事業者がプロジェクトチームを作り、昨年来6回にわたりワークショップが開催され、来年度の事業化を目的とした新規サービスが創出されました。

過疎化に伴い公共交通機関が縮小されたことで、特にひとり暮らしの高齢者の移動手段をどう確保するか、といった社会問題はよく耳にしますが、その解決のために提案されたのが「サブスクリプション型輸送サービス」です。

会員になった住民が月額料金を支払い気軽にタクシーを利用することができ、さらに様々な暮らしのサポートも受けられるという仕組みが考えられました。地元タクシーや地元旅行業者などで事業を立ち上げ、タクシー運転手はドライバー兼御用聞きとなり、NPO法人などが、買物代行、家事代行、高齢者の見守りも行うといった事業モデルです。

早ければ今年度に実証実験に取り組み、来年度以降にサービス提供を開始、その後サービスエリア拡大に向け検討を続けるといったことが計画されています。いずれにしても、実際に事業として成り立つかどうか、が要注目であり、期待したいところです。

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