訪日外国人の消費行動といえば、中国人観光客の爆買いが話題になったのは、4年程前のことで、2015年の流行語にもなりました。最近は、爆買いという言葉もあまり聞かれなくなりましたが、現状はどうなっているのでしょうか。
訪日外国人消費額が最も大きな国は中国(含む香港)で、消費額の約34%を占めていますが(観光庁「訪日外国人消費動向調査2018年」より)、訪日中国人の約90%がドラッグストアで買物をしているというデータがあります(日本政府観光局「訪日旅行データハンドブック2018年」)。
実は、経済産業省の商業動態統計調査が「ドラッグストア」の調査集計を開始した2014年以来、販売額が4年連続上昇しているのですが、こうしたインバウンド消費の影響は少なくないといえるでしょう。日本国内の個人消費が低迷するなか、インバウンド消費は個人消費を底上げし、景気を刺激する効果があるといわれています。最近の日韓関係の悪化など世界情勢が気になりますが、今後の訪日観光客の動向には注目しておきたいところです。