このところ住宅ローンの金利が低めということもあり、マイホームの取得を考えている方も多いのではないでしょうか。住宅ローンは高額の借入金ですので、返済中に万一のことがあった場合が心配ですが、団体信用生命保険(以下、団信)に加入しておけば、残債はこの保険で完済されますので安心です。
民間金融機関の住宅ローンには、ほぼ団信が付いており、保険料は借入金利に含まれています。一方、住宅金融支援機構の「フラット35」には団信が付いていませんので、加入する場合は別途支払いが必要となっています。
ところが、今年の10月申込みから、民間の住宅ローンと同様に団信付きとなり、保険料も借入金利に含まれますので(0.28%の金利上乗せ)、支払いが不要となります。
また保障範囲も見直され、これまで住宅ローンの契約者が死亡あるいは高度障害となった場合に保障されていましたが、高度障害保障から身体障害保障に替わりました。これは身体障害者福祉法に定める障害等級(1・2級)に該当するようになった場合に保障されるというものです。
団信で身体障害状態が保障対象となるのは初めてとのことで、選択肢の幅が広がるといえますが、団信の特約には全疾病を保障するものもあり、しかも特約保険料が不要という住宅ローンもあります。自分にとってどういった保障が必要なのか、また金利だけでなく事務手数料や保証料も確認しつつ、トータルなコストで比較・検討することが重要だといえるでしょう。ご自身に合った住宅ローンの選び方については、専門家であるファイナンシャルプランナーの相談をぜひご活用ください。