新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「金利ある世界」が進む日本において、年初から債券市場が注目されています。
債券とは、国や企業などが、投資家から直接お金を借りる際に発行する証明書のことで、 「債券を購入する」とは、「国や企業などにお金を貸す」ことを意味します。お金を貸している間は発行体から利子をもらうことができ、満期まで待てば額面金額が払い戻されるため、株式や投資信託と比べると安全性の高い金融商品といえます。
債券のうち日本国内の発行体が円建てで発行する債券を国内債券といいますが、ずっと低水準で推移してきた国内債券の利率が、じわじわと上昇してきています。国内債券の代表的なものが、国が発行する「個人向け国債」ですが、変動金利10年で0.75%、固定金利5年で0.77%(税引前・1月金利)となっています。また、個人が購入できる国債には「新窓販国債(利付国債)」というものもあるのですが、10年満期・固定金利の新発債では1%を超える利率がつきました。また、国内企業が発行する「個人向け社債」の利率の上昇も目立ってきており、2024年発行分の平均利率(加重平均)は15年ぶりに2%台となりました。株式や投資信託より安全性が高く、かつ預金や個人向け国債の金利を上回る好条件が人気を集めているようです。
今まで銀行預金に置いていた資金をどうするかー2025年はさらに選択肢が増えそうです。それぞれの特長を理解し、上手に組み合わせて中長期を見据えた資産形成を実現しましょう。