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平成30年度「なでしこ銘柄」として64社を選定

 「なでしこ銘柄」とは、平成24年度から経済産業省と東京証券取引所が共同で、東京証券取引所の全上場企業約3,600社から、女性活躍推進に優れた上場企業を選定しているもので、平成30年度の「なでしこ銘柄」は42社、またそれに準ずる企業は「準なでしこ」として、22社が選定されました。ちなみに、「準なでしこ」にはアサヒグループホールディングス(株)も含まれています。

 「なでしこ銘柄」42社の業績パフォーマンスを確認するため、東証一部銘柄の平均値(市場平均値)と比較したデータ(平成30年2月末時点)も公表されており、たとえば売上高に対する営業利益の割合は、「なでしこ銘柄」(10.7%)の方が市場平均値(8.7%)より高いという結果が出ています。また、配当利回りも「なでしこ銘柄」(2.5%)の方が市場平均値(2.3%)より上回っています。これは、株価に対する配当金額の割合ですので、毎年、より多くの配当収入を得たい場合には「なでしこ銘柄」への投資の方が有利といえます。

 女性の活躍は、企業の競争力強化につながる経済的な側面からも期待されていますが、実際、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人では、選定指数のひとつに「MSCI日本株女性活躍指数」※を加えて運用を始めており、日本銀行でも買い入れるETF(上場投資信託)に、同指数に連動するETFを追加しています。

 なお、MSCI日本株女性活躍指数を構成する企業には、なでしこ銘柄の多くが含まれています。この指数に連動するETFであれば少額から購入できますので、資産運用のひとつに加えてもよいかもしれません。

 ※職場において高いレベルで性別多様性を推進する企業は、将来的な労働人口減少による人材不足リスクにより良く適応できるため、長期的に持続的な収益を提供すると考えられることから、同指数が開発されました。

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