先日厚生労働省より2024年に生まれた子どもの数が、前の年より4万人以上少ない68万6061人であったことが公表されました。70万人を割り込んだのは統計を取り始めて以来初めてのことであり、我が国における少子化問題を改めて考える機会となりそうです。
セカンドライフの収入と言えば、やはり中心となるのは老齢年金ですが、現在の年金制度は現役世代が納める保険料をシニア世代の支給に回す、という世代間扶養の仕組みで基本成り立っています。この世代間扶養がこれからも安泰で永遠に継続されるのでしょうか。たとえば現在40歳の人が生まれた年の出生数は約143万人でした。それに比べると2024年の出生数は半分以下です。現在40歳の人がシニアになる頃の支え手の数が足りないことがよくわかります。もちろん、不足分は国庫が負担することで制度が成り立てば良いのですが、我が国の現状を見ているとそちらも難しいかもしれません。
さまざまな見直しを行いながら、年金制度は今後もシニア世代の暮らしのベースにはなってくれることとは思いますが、そのベースに何をプラスできるのか。iDeCoなどを活用して自分年金を増やすこと以外にも、セカンドライフで新しい収入を得る方法や住まいのスマート化、共同生活の企画など、工夫とワクワク感も交えたような新しい未来も検討していきたいものです。