日本銀行は7月31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.1%から0.25%程度に引き上げる、追加の利上げを決めました。
これを受けて、メガバンクをはじめ複数の銀行が円普通預金金利を0.02%から0.1%に引き上げると発表しました。ほんの半年前までは普通預金金利が0.001%だったことからすると、ナント100倍!普通預金に100万円を1年間預けた場合、0.001%だと利息は税引き前で10円だったのが、0.1%だと税引き前で1,000円の利息がつくことになります。こうなると少し「利息がついた」感がしますよね。三井住友銀行は8月6日から、みずほ銀行と三菱UFJ銀行は9月2日から改定を行う予定です。
また、円定期預金についても金利を引き上げる金融機関が出てきており、例えば三井住友信託銀行では5年定期で0.55%~0.65%(税引き前)の金利優遇キャンペーンを実施しています(8月末まで)。
一方、利上げで影響を受けるのは預金金利だけではありません。住宅ローンの金利についても今後上昇する可能性があります。特に、現在変動金利で借りている方は、今後住宅ローン金利が見直されることで、返済負担額が今までより増えることになります。
家計にとっては、預金金利の上昇による恩恵を受けられる一方、住宅ローンの借入れが多い世帯にとっては、今回の利上げが家計にマイナスに働くケースも少なくないと考えられます。これからは、今後の政策や経済動向をウォッチしつつ、「金利のある世界」を想定したトータルな家計管理を心がける必要があるでしょう。