政府広報オンラインによると、政府機関が実施する10月の〇〇月間はなんと10以上もあります。その中の一つに、健康保険組合連合会の「健康強調月間」があります。
健康強調月間は、国民の健康意識の向上を目的に1966年にスタートし、50年以上にわたって生活習慣病予防に重点を置いた活動が実施されています。生活様式や働き方が変化するなか、人生100年時代において「健康」に関する国民全体のヘルスリテラシーを底上げし、健康寿命をのばすことを目的としています。
生活習慣病の予防と早期発見・治療に重要なのが、「特定健診・特定保健指導」や「がん検診」などの定期的な受診です。「特定健診・特定保健指導」は、メタボリックシンドロームに着目した健診と生活改善のための指導で、40歳以上75歳未満の方を対象に毎年実施されています。また、「がん検診」は早期発見、早期治療によって治せるがんが増えている昨今、定期的な受診の重要性が増しています。
がんにかかる可能性(罹患率)は加齢とともに高まりますが、女性は子育てや働き盛り世代における罹患率が同世代の男性と比べると高い点も気がかりです。その要因の一つが、30代から増え始める乳がんの罹患率です。毎年10月は「ピンクリボン月間」として世界規模で乳がん検診の早期受診を呼びかけていますが、検診受診率70%以上の欧米に比べ日本は40%程度と低く、なかなか伸びていません。乳がんに罹患した場合、平均入院日数は約12日間とされていますが、手術後のホルモン療法など治療が長期化することもあり、治療費の負担や収入の減少がライフプランに影響を及ぼす懸念もあります。
がん検診未受診の理由上位には、「受ける時間がないから」「健康状態に自身があり、必要性を感じないから」などがありますが、ライフプランを考える上でも早期発見・早期治療はとても大切です。自分の健康を過信せず、1年に一度はご自身の健康をしっかりチェックしてみてはいかがでしょうか。
【参考】
政府広報オンライン:10月の行事概要
https://www.gov-online.go.jp/data_room/calendar/event/202210.html
健康保険組合連合会:健康強調月間
https://www.kenporen.com/topics/kenko-gekkan/