毎年、誕生日が近くなると送られてくる「ねんきん定期便」。今年で10年目を迎えますが、届いたらすぐに開封されていますでしょうか。受給開始年齢が近づいてきている50代から60代の方は8割近くが確認されていますが、20代や30代の若い層では約半分の開封率、というデータもあるほど。FP個別相談の際に、「確認しなければならないのはわかっていますが、どこをどう見てチェックすればよいのかよくわかりません」というお声も聞きますので、ポイントをお伝えしましょう。
はがきタイプの定期便の場合、50歳未満と50歳以上とで書かれている内容が異なりますが、いずれにも共通してまず行いたいたいのが「アクセスキーの確認」と「ねんきんネット」へのアクセス。一度利用登録をすれば、ねんきんネットですべての年金加入期間の記録を確認することができるようになります。PCだけでなくスマホでもアクセスできますのでとても便利。繰上げ受給や繰下げ受給など、ねんきんの受給開始年齢を変更することによって、年金受給額がどう変わるのかを簡単に試算することも可能です。ねんきん定期便に記載されているアクセスキーはねんきん定期便到着後3ヵ月間という有効期限がありますので、到着したらすぐに登録を行いましょう。
特に気を付けて確認しておきたいのは、産前産後休業や育児休業などの休業期間があり「年金保険料の免除」がある場合、また転職をしたなど「働き方が変わった」タイミングで加入が続いているかどうか、という点。「お客様へのお知らせ」欄に記載がないかもチェックし、何かあれば早めに問い合わせをしましょう。
なお、封書型の定期便の場合など、詳しい見方は日本年金機構ホームページでも紹介しています。これまで確認されていなかった方はぜひこの機会にご覧ください。