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外貨建て保険の契約で、苦情が急増

 今月に入り、生命保険会社が銀行の窓口などで販売する「外貨建て保険」についての苦情が急増している、との報道が相次ぎました。生命保険協会が昨年末まとめた内部資料により実態が判明したようです。

 実は数年前より、銀行の窓口販売の保険については、国民生活センターに苦情が多く寄せられており、2016年度の相談件数は520件、60歳以上の契約当事者が全体に占める割合は82%となっています。

 国民生活センターでは、銀行窓口で生命保険の販売が行われていることを知らない高齢者などが、「預金と思って契約した」「生命保険の契約とは知らなかった」とのトラブルの事例を取り上げて、ホームページで具体的に紹介しています。また、外貨建て保険に特有のトラブルとして、クーリング・オフができても外国通貨で返金されるため為替差損が生じるケースも挙げられています。

 とはいっても、保険も含めて外貨建ての金融商品が良くない、ということではありません。人生100年時代を迎え、できるだけ資産を目減りさせないようにするには、円だけでなく外貨を取り入れた分散投資も必要と思われます。

 金融商品に限らず、契約の際は十分理解してから契約することが大切で、内容に不明な点がある場合は、一旦契約を見合わせるなどといった慎重さも重要となるでしょう。

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