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次世代型がん治療装置の開発

 先日、量子科学技術研究開発機構と国内大手電機メーカー4社が、次世代のがん治療装置を共同開発すると発表しました。
 がんの先進医療(厚生労働省が認める最先端の医療技術)のひとつに、粒子線治療がありますが、これは従来のX線などを使う放射線治療に比べて、副作用が少なく、体の奥深くにある病巣にも使用できるなどの利点があるといわれています。
 この粒子線治療には、水素の原子核を用いる「陽子線治療」と炭素の原子核を用いる「重粒子線治療」があり、今回開発されるのは重粒子線治療の装置で、設置するには体育館ほどの面積が必要とされていますが、これを超電導材料や大出力レーザーの活用で縦10m×横20m程度に小型化し、100億円以上かかる製造コストを80億円以下に引き下げることを目指すとのこと。
 現在、重粒子線治療を受けられるのは、国内で5ヵ所のみとなっていますが、装置の小型化やコストダウンが進めば、設置する医療機関が増え、約300万円もかかるといわれている技術料も下がることが予想されます。
 今後10年かけて、それぞれの技術を集結し取り組んでいくとのことで、治療効果が高まることも考えられますので、これからのがん治療の進歩に、大いに期待したいところです。





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