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コロナ禍で学生生活を送る大学生に向けての「“学びの支援”緊急パッケージ」にテコ入れ

 新型コロナウイルスの感染防止の観点から、学校の臨時休業が行われたのは今年2月のことでした。小学校から大学まで、一斉に休校となり、その後、短時間の登校や人数を絞っての授業などの段階を経て、オンライン授業を取り入れたり様々な対策をしながら学校が再開されて現在に至っているのはご承知の通りです。

 小中学校、高校で登校が順次再開されていく中、大学に関してはオンラインで授業が再開されてもなかなかキャンパスに入ることを許可されず、また、アルバイトで学費や生活費を賄っていた学生に至っては生活が成り立たなくなり、退学を考えているケースが急増したことが社会問題にもなりました。現在もまだ授業のメインがオンライン、という学校も少なくない状況です。

 そのため、国の支援として5月に発表された「学びの支援 緊急パッケージ」をさらに追加拡充する形で、今月、緊急対応措置が発表されています。たとえば、アルバイト収入の大幅減少により就学の継続が困難になっている学生に向けて支給された「学生支援緊急給付金」を申請したが支給を受けられなかった学生に向けて、大学等で推薦すべきと判断した学生を調査し追加の支給を行うことや、今年6~7月に実施した「柔軟化した無利子奨学金事業」を再募集することなどが盛り込まれています。

 また、日本学生支援機構では、現在、最高学年で第二種奨学金(貸与型)を受けており、貸与終了予定が令和2年度中で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、就職の内定取消しを受けたり、就職先が決まらないなど、在学学校長から卒業予定期を超えての在学期間延長および奨学金貸与の必要性を認められた場合については、貸与期間を最大1年延長できることになっています。在学している学校の奨学金窓口に申し出る必要がありますので問い合わせてみましょう。奨学金は、家計急変の場合は随時申し込みが可能になっている制度もありますので確認しておきましょう。

 まもなく来年度の入試が本格化します。コロナ禍にあって気を付けなくてはならないことも多いですが、意欲ある若い世代が、学びの機会をなくすことのないよう設けられた制度はしっかり使いたいものです。いずれも知らないと使うことができませんので、まとめて掲載されている以下のホームページでご確認ください。

文部科学省「新型コロナウイルス感染症の影響で学費等支援が必要になった学生のみなさんへ」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1420041_00003.htm


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