最近、何か新しいことにチャレンジされましたか? 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための対策で、日常生活において変化を余儀なくされることが多くなっていますが、こんな時だからこそ、自分から一歩を踏み出す、という発想もよいのではないでしょうか。
内閣府が今年5~6月に行った意識調査によると、「今回の感染症の影響下において新たに挑戦したり取り組んだりしたことはありますか?」という問いに対して過半数の方があると答えています。「今までやれなかった日常生活に関わることに新たに取り組んだ」という回答が年代を問わず多いのですが、特に20~30歳代ではビジネス関係の勉強を始めたと回答した人の割合が高くなっています。資格取得やスキルアップのための勉強のほか、起業などを見据えて情報収集を始めた、という人もいます。外出自粛や都道府県をまたいでの移動を控えるなど、外に出て何かをするということが難しい状況だったこともあり、自宅に居ながらにしてできることのひとつとして学びを始めた人が多くなっているようです。
制限される、と捉えるとマイナスの印象が強調されてしまいますが、こうした状況だからこそできたこと、として視点を変えてみると、現在のような状況下でもまだまだできることは探せそうですね。たとえば、新たな学びをスタートさせる場合には、雇用保険からの給付である「教育訓練給付金」を利用することもできます。会社員など雇用保険の被保険者の場合の支給要件は、受講を開始した日において雇用保険の被保険者であり、かつ被保険者期間が原則3年以上の人とされていますが、初めて支給を受ける場合は当分の間、1年以上あればよいことになっています。修了後に、上限を10万円として、支払った教育訓練経費の20%に相当する額が支給されます。前向きなスタートを切るタイミングとして活用されてみるのもよいでしょう。
【参考】
内閣府「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」
https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf