アサヒグループ

リスクに備える

万一のとき

 日本では8割以上の世帯で何らかの生命保険に加入していますが、「自分に万一の事があったときには、どのような給付が家族にあるのか」について具体的にご存じでしょうか。遺族年金やニコット制度を考慮した備え方を確認してみましょう。

残された家族にやさしい制度

 将来、老齢年金として受け取るはずだった公的年金が、万一の場合には、遺族年金として残された家族に支給されます。例えば高校生(18歳3月)以下の子どもが2人いる世帯の場合、生存中の年収や勤務年数にもよりますが、遺族年金として月額13~15万円程度を受け取ることができます。
 さらに、アサヒグループ共済会(ニコット)からは、ニコット会員が扶養する子どもを残して亡くなった場合、「育英年金・養育年金」の支給が行われます。前述の世帯の場合、月額12~13万円の支給を受けることができるため、これらを合わせると月額25万円程度になり、何とか基本生活は営む目途が立てられます。
 養育年金、育英年金シミュレーションでは、もし現在万一のことがあった場合の給付総額を瞬時に試算できます。生命保険の見直しなどにつなげましょう。

養育年金・育英年金シミュレーション

死亡保障はいくら必要?

 万一のことが起こった場合、残された家族が安定した生活を維持するためには、どの程度の死亡保障が必要でしょうか?必要保障額は、「今後必要な支出」から「今後見込める収入」と「現在の貯蓄額」を差し引いて試算します。ニコット会員の場合、今後見込める収入としては、公的な遺族年金に加えて、ニコット制度からの育英年金・養育年金がありますが、このシミュレーションにはそれらの制度が自動的に反映されています。
 なお、必要保障額は生活状況や家族形態の変化に伴い増減するため、ライフステージの節目で見直すことが必要です。

必要保障額シミュレーション

グループ保険を活用する!

 保険料は安く、ただし保障は大きく、これは誰もが望むところです。通常、子どもの成長期など一定の間、低い保険料で大きな保障を得る手段として、掛け捨てタイプの定期保険がよく活用されています。定期保険を検討する場合、より保険料を低く抑える秘訣としては職域の福利厚生に着目することです。ニコット会員の皆さまには「アサヒグループ保険」が準備されています。保険料の一部が配当金として戻ってくる制度があることも勘案すると、かなりの保険料の削減になります。

シングルの方の死亡保障

 シングルで扶養する家族がいない場合は、自分自身が亡くなった場合の死亡保障は多くは必要ありませんが、親を扶養している場合には一定額の死亡保障を検討しましょう。「親の扶養にかかる費用(親への仕送り額など)×親の平均余命」を目安に、割安なアサヒグループ保険などを活用することをお勧めします。アサヒグループ保険は半年に一度見直せますから、親の加齢に応じて保障の減額を行うとよいでしょう。

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